就職活動用のスーツの準備の思い出
就職活動をはじめるにあたって、いろいろと準備しなければならないものがたくさんあって、それ自体も大変だったことを覚えています。
ファッションはめまぐるしく変化していくのに、就職活動のスタイルというのは、なかなか変わらないものだなと思います。今でも電車の中で見かける就職活動中の学生というのは、わたしの時代とまったく同じような格好をしています。ただ、わたしの場合は小柄ということもあって、それを準備するのがちょっと大変でした。
揃えなければならないものが、スーツと靴とかばん、この3点はまず必要ということでしたが、なかなか体に合うものが買えなくて、とても苦労しました。当時、リクルートスーツが安く出回るようになっていましたが、既製品だとどうしてもサイズがあわなかったのです。でも、オーダーメイドなどを買うほどのお金もなかったので、既製品のスーツをしたてなおして、どうにか体に合うようにするしかありませんでした。でも、既製品の一番小さいサイズでも、袖がだいぶ長くて、袖を自分の長さに合わせると、ボタンのあるところまで切り落としてしまうようになってしまうのです。それで、ボタンをずらすところからお願いしなければならず、時間もお金もかかってしまいました。スカートも同じように、長さだけではなくて、ウエストも全体の細さも小さくしなければならず、そうなるとやっぱり時間がかかってしまいました。
結局最初に受けた企業の面接には、そのスーツが間に合わなかったのです。それで、仕方がなく、入学式に作ったスーツで面接に行きました。Vの襟のスーツではなくて、丸襟のスーツだったので、とても恥ずかしかったのを覚えています。でも、結局その最初に受けた企業に内定をもらうようになったので、スーツを作る意味がなかったのかなと、思ったりもしてしまいました。外見も大事ですが、外見だけではないのが就職活動だなと思います。とはいっても、外見を作るのに、とても苦労した就職活動でした。